復活初の本格レース

先週の静岡選考会は、ほんの小手調べだが、東日本ともなればトップ選手も何人か出場しているので、自分の今を知るにはかっこうのレースだ。

 

 体調は悪くない。前半40分程度まではかなりいいスピードで進めたが、その後60分過ぎるくらいまでは、明らかにペースダウンで、のぼりでも歩く始末。後半は川上や佐々木に追いついたため、それなりにスピードアップができた。

 

 結果を見るととっぷ高橋と5分差。予想よりは大きいが、まあ想定の範囲内。特に後半30分では、トップと1分程度しか差がついていない。ひょっとすると、前半40分はかなりいいレースをしていたのじゃないだろうか?

 

 そう思ってラップセンターからラップを取り寄せてみると、意外なことに前半も見るべきラップは一つもない。逆に胸が苦しくてペースダウンをした中盤でも、比較的遅いレッグは見当たらなかった。狐につままれたように思うとともに、このなぞを解くという楽しみが与えられた。

 

 なぞを解きながら、今日は完敗だったナショナルチームの選手たちに、これからどう迫っていけるか考えると、次のレース機会が待ち遠しい。彼らと再び自分の力を比較できるのは2ヶ月も先なのだ。