東京へ

 休養と気晴らしを兼ねて、東京まで自転車でいくことにした。静岡に引っ越してから、一度はやってみたかったチャレンジだ。日常生活では、なかなかその時間をとることが億劫で、今年のように、精神的に少し休養が必要かなというときにはちょうどいい。

 

 富士山アウトドアマップを作成している宮内に車を貸して富士まで送ってもらった後、国道1号に沿って東京に向かう。風もなく暖かく、三島まではルンルン気分。三島からは箱根峠まで約850mの登り。前にもマラニックで登ったことがあったが、自転車のほうが辛い。おまけに旧道を登ろうとして道を間違え、約30分、登りにしたら150mはロスしただろうか。そのロスを差し引くと、予定通り90分で箱根峠まであがった。すでに16:30を回っていた。早く降りないと、日が暮れてしまう。

 

 峠のコンビニで暖かいものを食べ、小田原までのくだり。実は登りよりもこのくだりのほうが辛いと思っていたのだが、寒くて辛かったのは最初の15分くらい。安曇野のときほどではなかった。凍結を気になったので、ゆっくり下る。

 

 小田原からは、ひたすら国道1号を藤沢を目指す。途中がたいのいいロードレーサーの兄ちゃんと競いあって、かなり消耗してしまった。最後はあちこち痛みが出て、なんとか藤沢にたどりついた。そりゃあそうだ。6時間の運動したのって、安曇野以来だから。